2016.07.29 14:59夜空を手元に・・・ ~Star~夜空に焦がれる人がいた。星々を見 常に一緒にいることができないかと考えた。彼女は夜を大地に流し続けることにした。大きな星々の下で 毎日夜を大地に流し続けた。どこまで持つつづくインディゴブルーの深い夜と星々のかけらを流し続けた。大地には夜空がしみこみ 長い長い時間がたった。人が文明...
2016.07.10 10:16物語を従える者変わることなく そのものはそこにあった。全ての星の物語を従えそこにただ存在していた。長い時の流れの中で彼は 人を照らし続け人のたくさんの物語を見てきた。そこに悲しみ 憎しみもあったが彼は照らし続けている 今もなお…ある日、彼に変わらず照らされ続ける者から無垢な笑顔が向...
2016.06.27 14:20さあ 冒険だ闇夜に輝く月に向って僕は一人旅立つことにした。何だろう 決意をしたのにこのざわめきは?ものすごい音が響き渡る何が起こるのだろうか?この先はどんな場所なんだろうか?自分がいた水辺とは全く違った乾いた世界これをこの世というのだろうか?闇に大きな月が昇るいつにもまして大きな丸い月がそこ...
2016.06.19 13:54wihsmoon満月の夜 一層大きな月がその空に輝いていた。それは 聖なる地の事だった妖艶さと円熟さを持った女性はその光の中満ちた月に向かい 踊り祈っていた。彼女の祈りは、"たとえあなたの存在を見つけられないとしても、あなたの癒しと混ざり合う事を願う"と…… 静かに舞う時を超え、目に見...