無弟。

昨日 母が友人と久しぶりにランチに行ったらしい。

そこの店はその友人がたまたま入ったお店で
その地との他の友人も 奥さんも美味しいと言っていたからと チョイスされたそうである。

その店で 見た版画が
泥仏 だったらしく 清水公照さんの話になったらしい
母はどうもその作品が長谷川富三郎先生 の版画な気がしていたそうで
よく見たら ビンゴ!長谷川先生の版画だった

嬉しくなって 店主に長谷川先生を知ってるのか?を聞いたら
「一目見て この絵はうちの店にあるべきだと思って 書いました」との事…

わたしも日常的に長谷川先生の版画は目にする
家の中に 飾ってある。
幼少のころ 大阪で作品展があるたび お会いしていた人である
母に連れられて ガキンチョ3兄弟は
「大きくなったな〜」と言われ 行くたびケーキをご馳走してもらっていた。
その場所ももう今はない 
子供の頃の心斎橋は私にとってあの画廊の印象が強い
ずいぶん変わったな〜

今や美術館もある人だなんてあの当時さっぱり知らなかった。
大人になって 会社でいただいた
お土産のパッケージで 見た時のテンションなんかほんとすごかったw

そういや……遺作になった作品の下絵を母がいただいていた事を思い出す

大事にしてくれはった大事な先生の版画……
たまに予期せぬ場所で 出会うものである……。
私も たまに…… ふっと思い出す
たまーに なんでもない一言を教えてくれる。


零街の片隅 lovelysnow

零に何をかけても零なり・・・・ そんな街の片隅の住人 志彌 星・時・RUNE・Dice・cardを詠みとき 紡ぐ・・・ 音なき声をひろい しずかにいやす・・・・

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